Kinectのドライバ関連などは古い情報が混ざっており、現状がわかりにくいためこの記事を作成した。このページは2014年5月26日現在の情報である。
追記
情報が古くなりました。参考にはなると思いますが、「Kinect v2」や「Kinect for Windows SDK 2.0」が出るなどしています。
Kinect for Windows SDK v1.8 は以下のURLからダウンロードできます。
Download Kinect for Windows SDK v1.8 from Official Microsoft Download Center
追記ここまで
この記事のまとめ
- 現状においてKinectを使うためのソフトウェア・ライブラリには、大きく分けて「OpenNI1系」「OpenNI2系」「Kinect for Windows SDK」がある
- この先開発をしていく場合、「OpenNI」は開発終了になっているため、Windows環境であれば「Kinect for Windows SDK」を選ぶのが無難である。その他の環境では「OpenNI2系」になりますが、今後どうなっていくかわからないです。
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「Kinect for Windows SDK」は次のURL
http://www.microsoft.com/en-us/kinectforwindowsdev/Downloads.aspxのページ内にある「Latest Kinect for Windows SDK」をクリックし、exeファイルをダウンロード、実行した後、指示に従えばインストールできる
以下は蛇足。それぞれのソフトウェアライブラリの特徴や注意点、インストール方法などを書いてある。
それぞれのソフトウェアライブラリの特徴
- OpenNI1.X
古い。公式サイトは消滅。OpenNIはバージョン2系に移行したため、使う理由は殆どない*1。しかしOpenNIを検索するとこちらの情報もたくさんでてくるので注意が必要。
このバージョンのドライバは「OpenNI2.X」や「Kinect for Windows SDK」のドライバと衝突を起こすため、同時に使えない。 - OpenNI2.X
まだ新しい。しかし開発が停止している(公式サイトは消滅)。
ライセンス的に再配布可能なので以下のサイトなどからインストールしましょう。
ドライバは「Kinect for Windows SDK」のものを使うため別途インストールが必要です。OpenNI2系は「Kinect for Windows SDK」と共存可能です。
また、ジェスチャ認識などを行うためには「NiTE」というミドルウェアが必要になります。が、こちらも配信停止しています。その上、ライセンス的に再配布禁止です。知り合いから貰うなど*2するしかありません。手持ちのバイナリは大切にしましょう。 - Kinect for Windows SDK
Microsoft純正。出来もよく公式サンプルも豊富。弱点はWindowsでしか動かないこと。
上にも書いたが、Downloads/Docsのページ内にある「Latest Kinect for Windows SDK」をクリックし、exeファイルをダウンロード、実行した後、指示に従えばインストールできる。終了後に「Kinect for Windows Developer Toolkit」もダウンロード・インストールを促されます、そちらもインストールしましょう。
*1:古いライブラリをどうしても使いたい場合など?
*2:https://www.youtube.com/watch?v=m5uTH3S9P9gのコメント欄などのように勝手配布もあります。推奨はしません。自己責任でどうぞ