正しく書くと「Windows 7 USB DVD Download Tool」から"Files copied successfully. However, we were unable to run bootsect to make the USB device bootable."と怒られる時の対処法.
原因
32bitOS上で「Windows 7 USB DVD Download Tool」を使って,64bitOSのブートUSBをつくろうとするとエラーが出ます.
対処法
32bit用のbootsect.exeを探してきて(32bit用OSのisoから抜き出すか,責任は取りませんがこのサイトなどからダウンロード),「Windows 7 USB DVD Download Tool」をインストールしたフォルダ(デフォルトは「C:\Users\【ユーザー名】\AppData\Local\Apps\Windows 7 USB DVD Download Tool」だと思います)にコピーするとエラーが出ず,最後まで処理をしてくれます.
以下,経緯や説明など
経緯や説明
Windows 10テクニカルプレビューをVHDで今の環境に影響を与えずにデュアルブートで使う方法 - GIGAZINE http://gigazine.net/news/20141008-windows10-tp-vhd-install/ の記事を見て試している途中,インストール用ブートUSBを作る際(http://gigazine.net/news/20141003-windows10-tp-usb-install/)に,エラーが出てしまい,インストール用ブートUSBが作れなかった.
具体的には「Windows 7 USB DVD Download Tool」から"Files copied successfully. However, we were unable to run bootsect to make the USB device bootable."(ファイルのコピーに成功したよ.でもUSBデバイスを起動できるようにするためのbootsectを起動出来なかったよ)と言われてしまう.
調べてみると「Windows 7 USB DVD Download Tool」では,32bitOS上で64bitOSのブートUSBが作れないらしい. bootableにする際,iso内のソフト(=64bit用のソフト)をつかっているため,ソフトが起動出来ないからだそうだ.
「bootsect.exe」を「Windows\System32」にコピーするといいよという情報も出たが,System32にあまりexeを置きたくないので仕方なくインストール先にコピーしたらとりあえず動いているようだ.Windows10TPも起動した.
英語とかだと対処法が見つかるけど日本語では見当たらないのでメモ.